一般質問「JRの今後について」vol.2

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です!


タイトルの通り、昨日の続きです!


今日は、①JRの今後についてvol.2 です。

ここからは議場の発言を一部編集してお届けします。


ひさなが:両路線の維持・確保については、本当に真剣に考えていかなければなりません。

人口の減少により利用者が減ってきている事実はありますが、

ここで廃線なんてということになれば、

長門市の人口減少に更に拍車をかけることになってしまいます。

そんな中、6月7日にJR美祢線、小野田線の維持・確保に向け、

県と一層強固な連携体制の構築を図るため、

県知事、県議会副議長へ要望を行かれたとのことですが、

そこに至った経緯についてお尋ねします。

また、要望の内容及び反応等をお尋ねします。

併せて、山陰本線については、今後要望等行われるのでしょうかお伺い致します。


経済観光部長:まず経緯を申し上げますと、4月11日のJR西日本の公表を受けまして、

美祢線、小野田線の沿線各市が地域住民の日常生活の影響を強く危惧したことから、

沿線各市で協議を致しまして両路線の維持・確保に向け、

山口県と一層強固な連携体制の構築を図るために要望を行ったものです。

次に、要望の内容及び県知事等の反応についてのお尋ねでございます。

要望内容と致しましては、1つ目に切迫した状況に鑑み、

沿線各地と県との一層強固な連携体制を求めること。

2つ目にローカル線の利用促進や利便性の向上に資する取組を推進すること。

3つ目にJR西日本との協議への参画。

4つ目に国に対して財政支援の充実、将来にわたって持続可能な

地域公共交通ネットワークの構築を求めていくことを要望したところでございます。

このことを受け知事からは、

JR路線は生活路線、観光路線としての役割を含め重要な公共交通機関である。

今後は市と連携して取組を進め、併せてJR、国に対して

JR路線の必要性を認識してもらうよう県としてできることは

していきたいとの発言があったところです。

また山陰本線につきましても、

今後沿線各市町と連携して要望等を実施する予定としております。以上です。


ひさなが:沿線各市、県との連携は路線の維持・確保に向けて重要です。

引き続きしっかりと連携し情報共有を図りながら、

市民の方々へ必要な情報を発信していただければと思います。

さて、公表された資料内の地域の皆様との対話に向けてというところで、

「地域のまちづくりや線区の特性・移動ニーズを踏まえて、

鉄道の上下分離等を含めた地域旅客運送サービスの確保に関する議論や検討を

幅広く行いたい」とあります。受け取り方によっては、

この地域から路線がなくなっていく方向で議論されるのではないかという不安が生じます。

地域の方々の生活においても、長門市中心市街地の活性化のためにも、

美祢線、山陰本線が運行し続けることは大切だと思いますが、市の考えをお尋ねします。


経済観光部長:先に申し上げましたとおり、美祢線、山陰本線の両線につきましては、

生活路線、観光路線としての役割を含め重要な公共交通機関であると認識しております。

今後、国において将来にわたり持続可能な地域公共交通ネットワークの構築に向けて

様々な検討がなされ、来月には一定の方向性が出される見込みとの情報も

入ってきていることを受け、市と致しましては国の検討状況をしっかり把握し、

沿線自治体と連携して利用促進や利便性の向上に資する取組を推進していくことにより、

路線の維持・確保に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。以上です。


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長門市にとって美祢線・山陰本線は本当に必要な路線です。

関係各所としっかり連携して維持に努めていくことは必要不可欠です。

今後も、正しい情報を皆様にお伝えできるように進捗をしっかり見守り、

情報収集に努めていきます。



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もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、

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ひさなが信也

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