一般質問「JRの今後について」vol.1

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です!


さて、本日は、6月定例会における僕自身の一般質問を

ほとんどありのまま公開いたします!


なお、簡潔にまとめたものは、

8月1日発行の議会だよりや、

8月上旬発行予定の「ひさなが信也議会報告」でご覧ください!


それでは早速、内容に入っていきます。

今回、僕は大きくわけて3つの内容を取り上げています。

① JRの今後について

② 長門市駅構内にある観光案内所の利活用について

③ 旧ウェーブのについて


質問時間は約40分にわたり、

かなりボリューミーなので、小分けにしてご紹介いたします。

まずは ①JRの今後についてvol.1 です。


ここからは議場の発言を一部編集してお届けします。


ひさなが:私は今回、長門市駅周辺のまちづくりをテーマとして一般質問を致します。

長門市駅周辺は、皆様御承知のとおり長門市の中心街であり

活性化を図っていかなければならない地域です。

昨年の9月も私は、駅南口ウェーブ跡地を含めたまちづくりについて

一般質問を行いました。その際、市長からの答弁で、

長門市駅周辺については駅北南地区を一帯として価値を高め、

地域産業の活性化を図り、にぎわいを再生していくことが重要でありと示されています。

まず、その実現に向けた取組についてお伺い致します。


江原市長:市では、これまで公民一体となった長門市駅周辺のまちづくりに向けまして、

長門商工会議所を実施主体とする長門市駅北・南地区活性化事業におきまして

補助金を交付し、駅周辺地域のにぎわい再生に関する調査・検討を

支援してきたところであります。

直近の取組と致しましては、長門商工会議所との連携の下、

にぎわい拠点であるまちなかステーションを整備し、

創業や経営の相談受付等の支援事業を実施してきたところであります。

そこで、長門市駅周辺のにぎわい再生の実現に向けた取組についてのお尋ねであります。

私は、これまでの取組の経緯を踏まえ、本年度におきましては

長門市駅周辺の活性化に向け、公民が一体となった新たな取組を推進するため、

長門商工会議所に対する運営費補助金を増額し、

さらなる連携強化・事業支援をすることと致しました。

具体的内容につきましては、現在、長門商工会議所との間で

協議を進めているところでありますが、これまで申し上げているとおり、

本事業を形あるものにするためには、民間主導によるまちづくりを

行政が後押しするといった視点が重要であると私は考えております。

今後、協議を進める中におきましては、

これまで実施してきた各事業の成果の整理及び分析を行い、

これからの事業展開に生かしていかなければなりません。

併せまして、民間主導で効果を上げている全国の成功例を参考とし、

その当時のスタッフの方々を講師としたワークショップやセミナーの開催などを通じ、

知識と見識を蓄積する取組も必要であると考えております。

今後とも、長門市駅北・南地区におきまして、地区一体としての価値を高め、

地域産業の活性化ひいてはにぎわいを再生していくためには、

どのような事業展開が一番効果的か、駅北・南地区の住民・事業者とも必要に応じ、

しっかり意見交換しながら取り組んでまいる所存であります。

いずれに致しましても、本年度での取組だけでなく、

次年度以降に向けた取組を含め、

しっかり対応してまいりたいと考えているところであります。


ひさなが:市としては、長門商工会議所との連携や予算措置を行われているということで、

市民からはにぎわい再生に期待がかかるとともに、

今後どうなっていくのだろうと不安を抱かれているのもまた事実です。

長門市駅周辺と言いましても、北口と南口で抱えている課題や不安が違います。

まず北口の件から質問を続けさせていただきます。

今年4月11日に西日本旅客鉄道株式会社より、

「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」というタイトルで

文書と資料が公表されています。

長門市として山陰本線美祢線が該当する路線になろうかと思います。

この公表により、山陰本線美祢線の今後について、市民の方から不安の声を聞いています。

具体的には、廃線や減便になったら子どもの通学をどうすればいいのだろうかという声や

廃線や減便によって長門市域周辺が廃れていくのではないかという声です。

市としては、公表内容をどのように分析し、

またどのような見解をお持ちでしょうか、お尋ね致します。


経済観光部長:JR西日本が公表したローカル線に関する課題認識と

情報開示についてどのように分析し、

またどのような見解を持っているかとのお尋ねでございます。

御承知のとおり本資料につきましては、

ローカル線の課題を共有し最適な地域交通を検討することを目的に

JR西日本が整理したものであり、

2019年度の輸送密度が1日当たり2,000人未満の路線及び

その区間を公表しているものです。

山口県においては、5路線、6区間が該当しており、

その中には長門市に乗り入れております山陰本線、美祢線も含まれているところです。

両線ともに輸送密度が1日当たり500人を切っており、

また公表されている区間ごとの収支率、営業損益の赤字額についても

かなり厳しい数字が出ているところであります。

市と致しましては、美祢線、山陰本線の両線は生活路線、観光路線のとしての役割を含め

重要な公共交通機関であるとの認識の下、今後は両路線の維持・確保に向けて、

沿線自治体と連携して利用促進や利便性の向上に資する取組を

推進していきたいと考えております。



明日に続く・・・。



この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、

下記のアドレスまでお願いいたします。

もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、

日常のお困りごとも大歓迎です!

ひさなが信也

fp.m8l1289@gmail.com

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