6月定例会補正予算審査②
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です!
令和4年6月定例会のご報告です。
今日は、議案第 1 号「令和 4 年度長門市一般会計補正予算(第 2 号)」の審査内容を、
予算決算常任委員長が本会議でされた委員長報告をもとにご紹介します。
この議案は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
なお、補正予算の審査についての考え方として、
議案第 1 号「令和 4 年度長門市一般会計補正予算(第 2 号)」という
1つの議案のなかに複数の事業が含まれているため、
賛成の場合はすべての事業に賛成するということです。
僕は、今回、賛成の立場をとりました。
(一部の事業を認められない場合は修正予算を提出したり、
全体を反対したりと手法はありますが、
それはまた、具体的にご説明できる議案がでてきたときにお話ししたいと思います。)
さて、審査の詳細については以下の通りです。
(昨日の続きです)
感染症予防費の「新型コロナウイルス対策事業」に関して、
「4 回目のワクチン接種のスケジュールについて」質疑があり、
「4 回目の接種は、3 回目接種から 5 ヶ月以上の接種間隔が必要であり、
60 歳以上の方については、3 回目の接種履歴に基づき
5 月 31 日から順次接種券を発送している。
また、18 歳以上 60 歳未満の基礎疾患を有する方等については、
接種券発行申請書を提出していただき、
3 回目の接種履歴を確認し順次接種券を発送している。
個別接種はすでに医療機関で始まっているが、
集団接種については 7 月 9 日から開始する予定としている」
との答弁がありました。
水産業振興費の「コロナ禍における燃油価格・物価高騰対策事業」に関して、
「補助期間及び対象となる給油所について」質疑があり、
「補助期間は令和 4 年 4 月から令和 5 年 2 月までとし、
昨年度の事業と同様、
山口県漁業協同組合及び市内のガソリンスタンドでの給油を対象とする」
との答弁がありました。
漁港建設費の「漁港施設整備事業」に関して、
「倒壊した小島漁港 B 防波堤の調査時期と今後の方向性について」質疑があり、
「議決後速やかに発注準備を行い、7 月中に契約、8 月から調査に入る予定としている。
今後の方向性については、水産庁や山口県漁港漁場整備課などとの調整が
必要となることから、今年度中を目途に方向性を示すこととしたい」
との答弁がありました。
商工業振興費の「ながと特産物振興事業」に関して、
「6 次産 業化支援施設の業務等委託事業者の選定方法について」質疑があり、
「公募型プロポーザルにより受託者を選定することとしている」
との答弁がありました。
さらに「委託期間と目標数値について」質疑があり、
「委託期間は、事業者を選定したのち 3 月末までとなる。
KPI については、開発商品の売上高、
新規商品開発数及び商品開発の新規利用者事業者数の 3 点を
公募型プロポーザルの仕様書において示すこととしている」
との答弁がありました。
さらに「当初予算ではなく6月補正での対応となったことに対する見解について」
質疑があり、
「これまで、ながとラボの運営事業者と議論を重ねてきたところであるが、
調整に時間を要し当初予算での対応ができなかった点については大いに反省をしている。
ながとラボの変革について、決してないがしろにしているわけではなく、
商品開発の支援に、新たな受託事業者が集中して臨めるようにという観点、
また、商品開発支援の枠組みを公設試験研究機関に改めるという観点から、
時期は遅れたものの、今般の補正に臨んでいるということだけは、
ぜひご理解をいただきたい」との答弁がありました。
観光振興費の「長門湯本温泉観光まちづくり整備事業」に関して、
「国庫補助金の返還理由と積算根拠について」質疑があり、
「国土交通省との協議の結果、最終的に駐車場内にトイレを設置することは、
補助金の目的に合わないという結論に達し、返還義務が生じることとなった。
積算根拠については、トイレの建築面積相当のインターロッキング 36 平方メートル及び
景石 5 基を撤去することに関し、
建設当時かかった費用の 2 分の 1 が 補助率であったことから、
その相当額 35 万円を計上している」との答弁がありました。
さらに「国庫補助金返還となったことに対する見解について」質疑があり、
「国庫補助金の返還という事態に至ったことは、行政として反省しなければならない。
当時、デザイン会議や地元との議論の中で、
最終的にはトイレを造らないと判断したわけであるが、
結果としてこういう事態となったことについては、
議会での議論も踏まえ、もう少し真摯に耳を傾け、
深く議論、検討すべきであったと考えている」との答弁がありました。
予算決算委員会では活発な質疑を僕自身行いました。
市民の皆様の代弁者として、事前にしっかり調査し、
今後もしっかり質疑を行っていきます。
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ひさなが信也
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