6月定例会補正予算審査内容①
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です!
令和4年6月定例会のご報告です。
今日は、議案第 1 号「令和 4 年度長門市一般会計補正予算(第 2 号)」の審査内容を、
予算決算常任委員長が本会議でされた委員長報告をもとにご紹介します。
この議案は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
なお、補正予算の審査についての考え方として、
議案第 1 号「令和 4 年度長門市一般会計補正予算(第 2 号)」という
1つの議案のなかに複数の事業が含まれているため、
賛成の場合はすべての事業に賛成するということです。
僕は、今回、賛成の立場をとりました。
(一部の事業を認められない場合は修正予算を提出したり、
全体を反対したりと手法はありますが、
それはまた、具体的にご説明できる議案がでてきたときにお話ししたいと思います。)
さて、審査の詳細については以下の通りです。
●塵芥処理費の「ごみ収集事業(直営分)」に関して、
「車両納車までのスケジュールについて」質疑があり、
「荷台の壁を高く加工することとしており、
加工期間は 7、8ヶ月必要となる。
当初の予定では5月中に入札を行い、年内の納車を予定していたが、
原材料価格高騰により購入予算が不足したため、
補正予算議決後すぐに入札準備を行い、
7月中に発注をかけ、年度内には購入することとしている」
との答弁がありました。
●文化財保護費の「登録文化財調査事業」に関して、
「登録に至る経緯について」質疑があり、
「令和 3 年 6 月、山口県教育長及び長門市教育長に対し、
日置の中野家本店及び本宅を国の登録有形文化財に登録することについて
要望書が提出された。
中野家本店及び本宅は大正7年に建設されたと伝わる町屋住宅で、
建設後100年が経過しており、地区の歴史的景観に寄与していること、
また近年は地区のお祭りの際に建物を一般公開されていることから、
市教育委員会としては、県、国の文化財担当者と協議、相談を行い、
国登録有形文化財への登録に向けて事務を進めている」との答弁がありました。
●総務費国庫補助金の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」に関して、
「充当する事業及び金額について」質疑があり、
「燃油等物価高騰対策事業に8,053万1,000円、
ぶちとくながと生活優待券発行事業に 6,000 万円、
中小事業者サポート事業に 1,850 万円、
先進的林業機械導入支援事業に 2,700 万円、
革新的漁業導入支援事業に 3,193 万円、
漁業者燃料費高騰対策支援事業に 2,884 万円の
合計 6 事業に臨時交付金を充当している」との答弁がありました。
●市民活動推進費の「コミュニティ助成事業」に関して、
「事業内容と購入備品について」質疑があり、
「大泊自治会の拠点施設である集会所利用時の快適性の確保や、
防災面の観点から発電機の整備、
また、和太鼓による地域の文化活動の支援のため助成事業を活用されるものである。
主な整備内容としては、掲示用パネル、マルチベンチ、インバーター発電機などに加え、
自治会行事の要でもある和太鼓の整備等を行う予定としている」との答弁がありました。
●社会福祉総務費の「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業」に関して、
「求職活動要件緩和の内容について」質疑があり、
「コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策の通知において、
当分の間、月 2 回以上のハローワーク等での職業相談、
週 1 回以上 の企業への応募面接等を行う要件が、
それぞれ月 1 回に緩和された」との答弁がありました。
●感染症予防費の「予防接種事業」に関して、
「HPVワクチンのキャッチアップ接種対象者への周知方法について」質疑があり、
「対象年齢の方で、定期接種 3 回のうち 1 回でもワクチン接種をしていない方に
個別に通知をすることとし、ホームページや広報でも周知することとしている」
との答弁がありました。
さらに「予防接種委託料の積算根拠について」質疑があり、
「定期接種の対象者小学校 6 年生から高校 1 年生の方を 5 割、
またキャッチアップ接種の方を 4 割と見込み、
1 人 3 回の合計 1,491 回分、
これに1回あたりの接種委託料 1 万 7,952 円を乗じた額を計上している」
との答弁がありました。
(コロナワクチンの予算ではありません)
後半へ続く。
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