令和4年6月定例会本会議初日

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。


本日、6月10日(金)、

令和4年6月定例会が開かれました。


初日の今日は以下日程1~4の議事日程でした。

日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定

会期は6月10日(金)から6月30日(木)の21日間で決定しました。

主な日程は以下の通りです。

6月10日 本会議(初日)

6月14日 本会議(一般質問)

6月15日 本会議(一般質問)

6月17日 本会議(一部採決・委員会付託)

6月21日 予算決算委員会、総務民生委員会

6月22日 文教産業委員会

6月30日 本会議(最終日)


日程第3 諸般の報告

・令和4年3月定例会以降の長門市議会議長の活動報告

※いつもであれば市長より行政報告が行われますが、

ご存じの通り、市長が新型コロナウイルス感染症に罹患されているため、

本日は行われませんでした。

市長の容態については軽傷という報告を受けています。

一日も早い回復を願っております。


日程第4 議案等の一括上程

議案第1号から第14号、報告2件の提案説明を大谷副市長がされました。


その後、議員全員協議会が開催され、

消防指令業務の共同運用について、消防本部より説明がありました。


●消防指令業務について

消防指令業務は、火災や救急等の 119 番の受報から災害現場に至るまで、

消防救急活動全般を支援する市民の生命に直結した業務です。

長門市においても119 番通報の位置情報取得から

出動部隊の運用を図る高機能消防通信指令装置を新消防庁舎建設にあわせて整備し、

平成 28 年 12 月から運用を開始しています。

この指令装置は様々な精密機器で構成され、24 時間 365 日の安定稼働のため

耐用年数による機器の更新は必要不可欠ですが、更新には多額の費用が必要です。


●消防指令業務の共同運用について

従来、各消防本部が単独で施設を整備し運用していた指令業務を、

複数の消防本部で 1つの指令センターを整備し、

共同して指令業務を運用するものです。

共同運用は、全国でも取り組みが進められており、

県内においては下関市と美祢市が平成 25 年 10 月から運用を開始し、

また山口県央連携都市圏域の構成消防本部のうち、

山口市・防府市・萩市の3消防本部が令和7年度から運用開始予定となっています。


●消防指令業務の共同運用による主な効果

(1) 消防指令センターのシステム構築を3市で行うことにより、

整備費用の削減を図ることができます。

(2) 消防指令業務を1か所に集約することで、

構成市の災害状況や消防車両の出動状況等の情報が一元管理でき、

大規模災害時等において隣接構成市から迅速な応援出動が可能となり、

相互応援体制を強化することができます。

現状では、他の消防本部へ要請を行わなければならない状況であり、

共同運用に比べ、応援出動までの時間がかかります。

※ 以上のことから、災害が激甚化・広域化している現在、

管轄する消防力の充実・強化を図るためにも、

長門市と隣接地域が多い下関市・美祢市と共同運用することで、

より効果が大きいと考えられています。


●長門市における消防指令業務に関連する機器整備状況

(1) 平成 25 年4月、消防救急デジタル無線運用開始。

(2) 平成 28 年 12 月、高機能消防通信指令装置運用開始。

(3) 令和3年 10 月、高機能消防通信指令装置の情報系装置を耐用年数に伴い更新。


●今後の対応

上記のことを踏まえ、今後は長門市と下関市・美祢市の3消防本部において、

消防指令業務の共同運用に向けた検討委員会を設置し協議を進めていくとのことです。



費用面、大規模災害への対応を考えましても、

この共同運用はメリットが大きいと僕も感じました。

消防本部は、市民の命を守る大切な組織です。

市民の命がまずは一番大切です。

消防長から「消防力の充実・強化」という説明もありましたが、

しっかり備えておくことは必要不可欠です。


消防隊員数に関しても、市民の方からもっと増員したほうがいいのではないか、

という声も聞いています。


消防本部の所管は、僕が所属する総務民生常任委員会ですので、

今後の共同運用に関してももちろんですが、

隊員数についても調査・研究を進めてまいります。




この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、

下記のアドレスまでお願いいたします。

もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、

日常のお困りごとも大歓迎です!

ひさなが信也

fp.m8l1289@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000