デマンド交通について

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。


今日の午前中は、5月27日の臨時会に向けて、

本会議場での質疑通告書を事務局に提出しました。


長門市議会は通告制となっているため、

基本的には本会議場での質疑通告書の提出が必要となっています。


午後からは、文教産業常任委員会の

デマンド交通についての学習会を傍聴に行きました。


デマンド交通に関してはまだまだ聞きなじみがないものですが、

長門市の公共交通にとって非常に重要な仕組みとなります。

市民の皆様からのご意見も多々お伺いすることがあります。

制度の現状について、今後について、

そのご意見を市に伝えていかなければなりません。


●長門市のデマンド交通について

デマンド交通とは、利用者のニーズに応じて

柔軟な運行を行う公共交通のことです。

ニーズに応じた運行ができますが、予約が必要になります。

長門市では、公共交通がなく不便な地域において、

住民の生活交通手段を確保するために、

デマンド交通を行っています。


「自宅付近」から乗り降りでき、

地域の中心地や駅・バス停の間を運行します。


現在、長門市では7つの区域でそれぞれ委託して運行しています。

・青海島地区(通地区含む)

・湯本地区

・渋木、真木地区

・俵山地区

・日置地区

・油谷地区(菱海・宇津賀地区)

・向津具地区


営業は週5日(月~金)

※年末年始は運休

基本的には各区域内での運行となり、

その料金は例外を除いて、

大人300円、

小学生以下100円となっています。

※保護者同伴の未就学児は無料

※身体障碍者手帳、療育手帳または精神障碍者保健福祉手帳の

交付を受けている者及びこれらの者を介助する者は150円

とされています。


なお、バスの減便などの理由により、

通学に必要な時間帯に限り、

区域から市街地や駅まで運行するものがあります。

その場合は料金が変わります。


俵山地区は長門市駅まで運行する時間帯があります。

大人 700円、小学生以下 200円


渋木・真木地区は長門市中心市街地まで

大人 500円、小学生以下 150円


青海島地区は長門市中心市街地まで

大人 600円、小学生以下 200円


湯本地区は長門市中心市街地まで

大人 500円、小学生以下 150円

となっています。


区域内の料金に関しては、

・バス料金

・タクシー初乗り料金

・県内事例

この3点を参考にして設定されています。


利用者の方や、地域の方からのご意見にはこんなものもあります。

・平日の運行のみだが、土日こそゆっくり買い物がしたい・・・。

→通院等で利用するのは確かに平日だが、

通院したあとに買い物までして帰るのは正直言って疲れる。

買い物は買い物で、土日にゆっくりしたいとのご意見です。


・回数券を導入してほしい・・・

→何度も利用する人にはバスカードみたいにメリットがあってもいいのではないか。

また、毎回小銭を受け渡しするのが面倒だ、というご意見です。


次に、「幹線バス」について、

現状や、課題について執行部の方が説明をされていました。

バスの利用者も減少傾向にあり、

さらにコロナ禍による経営状況の悪化や、運転手不足、

燃料費の高騰により現在のバス路線をそのまま維持していくのは

非常に厳しい状況だと事業者さんから意見も出ているようです。


そういった状況の中、デマンド交通は市民の方々にとって

大切な公共交通になります。

また、この制度はこれで完璧!というものではなく、

市民の皆様からの声をもとにまだまだ磨かれるべき制度であり、

そういった流れにもなっています。


ご利用されて、気になった点があれば、

ぜひ市役所でも、議員でも、

お伝えいただければ幸いです。


利用するには、事前登録が必要ですので、

まだ登録がお済みでない方はぜひ前もって登録だけでもされてみて下さい。


夜は、長門青年会議所の委員会オンライン会議でした。

最近やっと、画面上の背景変更の仕方がわかりました!

家にいながら会議をするのは本当に便利で助かります!

作成しなければならない資料がたまってきてピンチだなぁと思いますが・・・

気合いでがんばります!!!




この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、

下記のアドレスまでお願いいたします。

もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、

日常のお困りごとも大歓迎です!

ひさなが信也

fp.m8l1289@gmail.com

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