油谷支所等の整備・配置に関する住民説明会①
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
昨日は、向津具公民館で開催された
「油谷支所等中心的施設の整備・配置に関する
住民説明会」の傍聴に行きました。
この説明会は
5月13日に宇津賀集落センター、
5月19日に向津具公民館、
5月20日にラポールゆやで開催されるということでした。
以前、人丸地区で行われた協議会への傍聴に行かせていただいたので、
今回は向津具公民館での説明会に参加させていただくことにしました。
まず、この説明会でいうところの「中心的施設」とはなんなのかということですが、
・油谷支所
昭和44年度建築
延床面積1819㎡
・油谷保健福祉センター
平成16年度建築
延床面積1476㎡
・西消防署
昭和48年度建築
延床面積278㎡
とされています。
※上記及び、これから記載する事項については、
説明会当日参加者に受付で配布された資料を参考としています。
●これまでの経緯
【令和2年度】
油谷地区小さな拠点づくり基本構想検討委員会
① 住民アンケートの実施(令和2年7月)
配布:2000通 回収:778通
回収率:38.9%
・油谷支所の建替について
「建替したほうがいい」364人(46.8%)
「建替せず、改修すればよい」223人(28.7%)
「建替しなくても良い」110人(14.1%)
・油谷支所と西消防署を建替するとした場合について
「集約した方がいい」487人(62.6%)
「集約しなくても良い」216人(27.8%)
・油谷支所と西消防署を集約した方が良いと回答した487人に対して、建替場所について
「現在の油谷支所」435人(89.3%)
「その他」35人(7.2%)
② ワークショップの開催(令和2年11月)
宇津賀・向津具・菱海(蔵小田含む)各1回
全体2回
③ 基本構想検討委員会の開催
3回(令和2年7,10月、令和3年3月)
―基本構想検討中(令和2年9月)に
水防法改正による掛淵川水系洪水浸水想定区域図を
県河川課が公表―
※「水防法」とは・・・
水防は、洪水、雨水出水(内水)、津波、高潮に際して、
水災を警戒し、防御し、これによる被害を軽減する活動である。
そのための仕組みを定めた法律が「水防法」で、1949(昭和24)年に制定された。
【令和3年度】
油谷地区小さな拠点づくり基本計画検討委員会
老朽化が著しい油谷支所及び西消防署の更新並びに
油谷保健福祉センターの適正配置を推進するための、
長門市油谷地区小さな拠点づくり基本計画を策定するにあたり、
広く市民の意見を聴取し地域の実情に応じたものにするために設置。
油谷地区小さな拠点づくり基本計画検討委員会からの報告
(令和3年12月)
(1) 油谷支所及び西消防署を高台にある
油谷保健福祉センター(指定緊急避難場所)及びラポールゆや(指定避難場所)付近に
集約整備し、油谷地区全体の防災救助活動の拠点として、
かつ災害等の非常時における住民の避難場所としての
機能維持の充実を図り、安心安全なまちづくりを推進する。
(2) 現在の油谷支所の敷地に新たな機能を有する簡易な
複合施設を整備し、油谷地区住民の交流・活性化の拠点として、
そこに住み続けたくなる、また、地域外の人が住みたくなる街づくりを推進する。
ここまでがこれまでの経緯として、
油谷支所長から説明が行われました。
さらに、油谷支所庁舎整備計画案の説明に続いていきますが、
この話題は明日のブログにて書きたいと思います。
油谷地区小さな拠点づくりに関しては、
これまでの経緯からもわかりますように、
水防法の改正により「移転先」という部分を軸に大きく揺れています。
僕自身も、現在の支所から、油谷保健福祉センターまで
歩くと実際にどれくらい時間がかかるのか、
坂のしんどさがどれくらいあるのか測定を行いました。
30歳の僕が普通に歩いて約10分かかり、
勾配もきついことから、高齢者の方が上まであがるのは
かなり体力的にしんどいものがあると感じました。
支所を油谷保健健康福祉センターに移転する場合でも、
行政サービスなどの不自由がなくなるように考えているという説明も
ありましたが、それは明日の整備計画案の中でまた書かせていただきます。
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