原風景とは。

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。


大変気持ちの良い天気で、

午前中は長門市立明倫小学校にお邪魔させていただきました。


校長先生とお話をさせていただくという大変貴重な機会をいただきましたので、

生まれて初めて、明倫小学校の中に入りました。


正面玄関入ってすぐに圧倒されます。

香月泰男画伯制作の線刻壁画「愛情」がお出迎えです。


昭和46年に制作されたそうですが、

実際に香月泰男画伯が制作されている様子の写真も見ることができます。


この壁画を毎日のように見ることができる子どもたちは、

感性が磨かれることでしょう。


校長先生と、地域や教育、考え方など、様々なお話をさせていただき、

とても有意義な時間を過ごさせていただきました。


途中、校舎内もご案内していただき、

元気に、真剣に、積極的に授業に取り組む子どもたちの姿も見せていただきました。


また、タブレットや電子黒板など、

実際に授業で使用されているのを見るのは初めてでした。

長門市は一人一台タブレットがあり、

そういった教育環境があることは、

これからの時代を生きていく子ども達にとって、

大切であり、必須な設備だと思います。


そして、校長先生とお話をさせていただく中で、

一番心に残った言葉があります。


それは「原風景」という言葉です。


「原風景」とは、

人の心の奥にある原初の風景。

懐かしさの感情を伴うことが多い。

また実在する風景であるよりは、心象風景である場合もある。

個人のものの考え方や感じ方に大きな影響を及ぼすことがある。

とされています。


当然、教育環境や、設備など

僕が小学生のころと今とでは、

時代の流れとともに、大きく変化しています。


しかし、時代が流れ、様々な変化があったにせよ、

思い出す風景の中に登場する人や物、事はあまり変わらないのではないでしょうか。


学校に行けば友達がいて、

楽しい授業や苦手な教科があって、

先生に褒められたり叱られたり、

地域の方々が挨拶してくれる登下校。

いやいや宿題をやったり、

グラウンドで日が暮れるまで遊んだり・・・。


そんな当たり前のような原風景を、

いつの時代も大切にしたいなと、

今の子ども達にも大切にしてほしいなと思います。


今この瞬間は二度と戻ってくることはなくて、

思い出して懐かしむことしかできなくなります。


当たり前のように楽しい日々も、

大人になるにつれて「やらなければならない」ことが増えてきて、

楽しむ気持ちを忘れることもあるでしょう。


そんなときに、思い出せる原風景があることは、

心を落ち着ける瞬間につながります。


僕もたまにふと、思い出すことがあり、

すっと肩の力が抜けるときもあります。


「変えてはいけないもの」「変えていかなくてはいけないもの」

があると、校長先生はおっしゃいました。

この「変えてはいけないもの」のなかには、

地域の温かさであり、学校でしか学べないものがあると思います。


それを残していくのは僕たち大人です。

「子どもは宝」だとよく耳にしますが、

まさにその通りです。


成長の過程で様々な困難にぶちあたると思います。

そんなとき、ふと立ち止まって思い出せる「原風景」を、

「変えてはいけないもの」として残していけるように、

また校長先生と熱いお話をさせていただきたいと思いました。


明倫小学校を後にして、

昼食は妻とセンザキッチンで。


夕方は息子とルネッサの公園へ。

砂遊びがブームの息子は、バケツとスコップでひたすら砂場遊びを楽しんでいました。

ルネッサの公園の砂は、抗菌の砂が使用されていて、

安心して遊ぶことができます。

砂場遊びが一通り気が済むと、

エンドレス滑り台です・・・。


子どものエネルギーは素晴らしい!!


夜は、長門青年会議所の5月例会でした。

今回は市長講演ということで、江原市長にお越しいただき、

令和4年度予算について、会員やオブザーバーの方々とお話を聞きました。


帰宅してからは、校長先生にお借りした村田清風さんの本を読みました。


とても充実した一日でした!!


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