「そもそも委員会ってなんなん？」

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。

連日、気持ちのいい天気が続きますね。

この連休で、妻の実家である萩の相島に行ってきました！

（写真は萩の港から撮ったものですが、

写っているのは相島ではありません・・・

なんでやねん！）

さて、以前、閉会中はなにをしているの？

という声があることをご紹介し、

委員会や勉強会、視察等を行っている旨の

ブログを書きましたが、その後、

「そもそも委員会ってなんなん？」

という質問をいただきました。

たしかに・・・。

僕も議員になりたての頃、

どんな委員会があって、

具体的にどんなことをしているかわかりませんでした。

あらためて、議会・議員の基礎となる部分を

復習を兼ねて書こうと思います。

当選後、議会事務局より、

様々な書類をもらって基礎を学んだのですが、

その一部を参考にしながら書きます。

そう思って、久しぶりに開いてみたのですが・・・

僕も一年前は全然わからなかったなぁという

付箋や、蛍光ペン、メモ書きの数々がそこにはありました・・・。

議会・議員の活動をより知っていただくためにも

これはぜひ共有したいと思います。

●常任委員会

地方自治法第109条の規定により、

普通地方公共団体の議会は、

条例で常任委員会を置くことができると定められています。

また、条例で、「議員は、少なくとも一の常任委員となるものとする。」

としており、常任委員の複数所属も可能となっています。

なお、常任委員は、会期の始め（※組織議会）に議会において選任することとなっています。

議会の審議は、もともと議員全員が議会の会議に参加して、

公開の議場で行われることが原則ですが、

この方法ですべての審議を進めることは

多くの時間を要し、非能率となる恐れがあります。

そこで、議会の内部機関として、

予備審査的な機能をもつ常任委員会が設けられ、

委員がそれぞれ専門的な立場から自由に討議を行い、

詳細な審査をすすめることにより、

議会の能率的な審議をはかることができます。

長門市議会では、予算決算、総務民生、文教産業の

３常任委員会が設置されており、

各常任委員会の委員の定数及び所管事項はそれぞれ以下のように定められています。

★予算決算常任委員会

定数17名（議長を除く全員）

所管事項：一般会計の予算及び決算に関する事項

★総務民生常任委員会

定数9名

所管事項：企画総務部、会計課、消防本部、選挙管理委員会及び監査委員、

市民生活部、健康福祉部に属する事項、

他の常任委員会の所管に属さない事項

（予算決算常任委員会の所管に属する事項を除く）

★文教産業常任委員会

定数9名

所管事項：教育委員会、経済観光部、建設部、

上下水道局、農業委員会に属する事項

（予算決算常任委員会の所管に属する事項を除く）

このなかで、僕は予算決算常任委員会と、

総務民生常任委員会に所属しています。

常任委員の選任は、議長が会議に諮って指名することになっていますが、

申し合わせにより、あらかじめ各議員から、それぞれ所属を希望する委員会名を提出し、

過不足を生じた委員会は正副議長で調整されることとなっています。

また、常任委員会委員の任期は、条例の定めるところにより２年とし、

委員の改選を行うことができます。

※組織議会とは・・・

一般選挙後、議長、副議長、常任委員、議会運営委員の選任など

議会を構成するため、最初に開かれる最初の議会のことをいいます。

●議会運営委員会

地方自治法第109条の規定により、

普通地方公共団体の議会は、

条例で議会運営委員会を置くことができることとなっています。

また、議会運営委員会は会期の始め（組織議会中）の議会において

選任することとなっています。

議会運営委員会は、議会の円滑な運営を図るため

次の事項に関する調査を行い、議案・陳情等を審査します。

①議会の運営に関する事項

②議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項

③議長の諮問に関する事項

議会運営委員会の委員の定数は６人となっており、

委員の任期は、条例で２年とされています。

議会運営委員の選任は、

議長が会議に諮って指名することとなっています。

・・・１回のブログでは書ききれないので、

いくつかに分けて書きたいと思います。

今日はここまで！！

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