母校で感じたことについて。
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
最近、完全に運動不足だなぁと
日々感じているにも関わらず、
なにもしていませんでした。
なにかしたほうがいいとは思っていても
なにをしようか考えているうちに
面倒になり、結局体を動かさない
の繰り返しでした・・・
しかし、今日は気温も高く、
良い天気だったので、同級生を誘って
母校である大津高校(現:大津緑洋高校)の
ラグビー部の練習に行かせていただきました。
当然、体は動くわけもなく、
新一年生と少しパスの練習をしました。
自分も入部当時はこんなかんじだったのかな
なんて懐かしくもなりました。
グランドに来られていたOBの方と同級生と
最近のラグビーについて
話をしていると、
当時とずいぶん考え方や、やり方が変わったなぁと
しみじみと思いました。
それもそのはず、
気づけば高校を卒業してから
13年も経っていて、
その間、テレビで大きい試合は観戦するものの、
戦術や練習方法など考えたこともありませんでした。
時代はどんどん進んでいるのだなと
ラグビーを通じて改めて気づかされました。
その変化に乗り遅れず対応していかなければ
時代に取り残されてしまいます。
より早く流れをつかみ、
柔軟に対応していけるか。
これは市政にも通ずる部分があると思いました。
「昔からこうだから」とか、
「問題が起きていないから」とか、
そういうことではなくて、
どうしたらより市民の方々の生活が良くなるのか。
焦点を持っていくところを間違えないように
日々、心がけが必要です。
今日、グランドを訪問して、もう一つ感じたことは、
「少子化」です。
僕たちが通っていた当時は、
現在で言う大津校舎だけでも
4クラスありました。
それが今は、クラス数自体も減っているという
状況のようです。
子どもの数がどんどん減少してきているなか、
やはり地域で育っていってほしいという思いもあります。
僕たちの高校入試当時は
学区外にはなかなか進学が難しい時代でした。
しかし、現在では
学区外以外でも当時より
明らかに進学しやすくなっています。
また、それに伴ってか、
寮や下宿などの生活環境の支援も
当時よりあるように感じます。
こういった、自由に進路を選びやすい状況であればあるほど、
進学先をどういう風に決めるのか、
中学生も悩みが増えることと思います。
まず僕が出来ることは、
この地域にある高校がどんな特色を持っているか、
それはきちんと把握し、
悩んでいる中学生に、魅力を伝える事だと思います。
例えば、大津緑洋高校普通科では、
「大津STEAMプロジェクト」と呼ばれる課外活動を
2017年にスタートされています。
水槽の魚のふんなどに含まれるアンモニアを微生物が分解し、
植物はそれを栄養分として吸収、水を浄化する。
そしてその水をまた飼育水として使うという、
循環型の仕組みが特徴である「アクアポニックス」
という事業がいま、注目されています。
この事業について、
恥ずかしながらふんわりとした理解しかなく、
この事業がもたらす
社会への影響、教育への影響について
学ばなければならないということで、
近日中に関係者の方と
お話をさせていただくことになっています。
もちろん、他の科や、他校についても
理解を深めていかなければなりません。
僕たちが高校受験をしていた頃とはもう
時代がまったく違います。
当然、子ども達の進路も多様化しています。
大人として、正しい状況を伝えなければなりません。
「僕がいた頃はこうだったな~」
なんて、いまの子ども達には全然関係ありません。
各校の特色や状況、
また、お勤めの先生のお話なども伺いながら、
子ども達にとって必要なアドバイスができるように
準備をしておきたいと思います。
それと同時に、
いまの子ども達が、
進路に対してどういう考え方を持っているのか、
これも理解しなければなりません。
以前、職業講話で学生さんとお話をさせていただいたときに、
いまの子ども達は
目的意識がはっきりしている、
そう感じました。
〇〇になりたいから、●●大学に行きたい、
だから、この科目は特に勉強しないといけない。
〇〇になれたら、こんなふうに活躍したい。
そういう話を聞いたときに、
「すごい!」としか言葉が出ませんでした。
今はネットで様々なことが検索できます。
しかし、その情報がすべて本当かもわかりません。
せめて、地域で悩んでいる子ども達には、
地域の中で、正しいアドバイスができればと思います。
引き続き、運動をつづけながら、
(明日はたぶん筋肉痛)
議員として、地域の一人の大人として、
市内の学校の特色や魅力を語れるように
努めてまいります。
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