ヒストリアながと

こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です!


あっという間に日が過ぎていき、

気づけば8月の最終日というのが驚きです。

朝晩は少しずつ涼しくなってはきているものの、

日中はまだまだ暑く、外で動き回るたびに汗が噴き出ます・・・。


さて、明日は9月1日。

そうです、長門市総合文化財センター「ヒストリアながと」がオープンします!


ヒストリアながとは、長門市の自然・歴史・文化等に関する総合的な文化財の収集、

保存及び活用を図り、長門市の自然・歴史・文化に触れ、

魅力を学び、伝え、未来に継承するための事業を展開していくとされています。


本日、8月31日は、プレオープンの日でした。

ご案内はいただいていたので、早速行ってまいりました。


まず入って目に飛び込んでくるのがこれ!

県指定無形文化財の「赤崎神社楽踊」の躍動感あふれる写真です。

僕の住む藤中自治会と、江良自治会が隔年で奉納しています。

僕自身も小学生のころから、この踊り、文化に触れて育ってきたので、

とても親しみがあります。

また、ヒストリアながとの立地が良いですね。

道を渡れば、その楽踊りが奉納される場所である、

国指定重要有形文化財「赤崎神社楽桟敷」にすぐにたどり着けます。

楽桟敷、楽踊りのお話はまたの機会にするとして、、、


入館するとすぐに、長門市の名所を堪能することができるVR体験場があります。

操作も非常に簡単ですが、職員さんが丁寧に教えてくださるので、安心して体験できます。

もちろん、コロナ対策として使用後はしっかり消毒も行われていました。

360度見渡せるVR体験は、本当にその場に行った気分になります。

誰にも邪魔されることなく、自分がその地にいるかのような感覚は、

VRならではであり、実際に足を運びたいと思われることでしょう。

きっと人気コーナーになると思います。


VR体験後は、順路に沿って、土器等が見学できます。

長門市にはいくつかの古墳があり、

そこで珍しい出土品が出ていたのは聞いたことがありました。

しかし、この目で実際に見るのは初めてでした。

このコーナーでも丁寧に説明をしてくださる職員さんがいらっしゃり、

ただ見るだけでなく、どういった歴史があったのか、

どんなストーリーがあったのかを想像して楽しむことができました。


私事ですが、今月に入り、日本という国はどういった成り立ちなのかを勉強していました。

ちょうど奈良時代の勉強をしているところで、

そのころの出土品などをこんなに近くで目にすることができたということに

気持ちが高ぶってなりませんでした。


多くの古墳は向津具地域に固まっています。

しかし、大きな古墳があるのは三隅地域。

これは文化が伝わってきた方向が違うということを意味しているのかもしれません。

長門市の各地でそれぞれの文化があり、それぞれの生活様式がありました。

もしかしたらこんなストーリーがあるのではないだろうか・・・など

思いを巡らせました。


他にも、様々な展示があります。

二階では企画展もあり、今回は古市地区の企画展でした。

企画が変わるたびに足を運びたいな~と思いました。


もう一つ、僕の注目ポイントとして挙げるとすれば、

二階で無形民俗文化財の映像視聴が出来ることです。

古くから伝わる無形民俗文化財、これを守っていかなければなりません。

今でこそ映像として視聴が出来るようになりましたが、

古くからこれらは人によって伝えられてきました。

最初に楽踊りを奉納された方々が、今もなお、

令和の時代にその踊りが継承されていると知ったらどれだけお慶びになるだろうか。

僕たちはそんな大切な文化財をまた次の未来に繋げなければならないと、

改めて強く思いました。


9月定例会においては、「文化財の未来について」、一般質問を行います。

ヒストリアながとのオープンにより、一層、文化への関心が高まることを期待しています。





この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、

下記のアドレスまでお願いいたします。

もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、

日常のお困りごとも大歓迎です!

ひさなが信也

fp.m8l1289@gmail.com

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