知的財産権を守れ!
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
良い天気が続いて、気持ちいいですね!
洗濯ものも良く乾く、すぐ乾くので助かります!
しかし、日中は汗ばむ日が増え、じめじめすることもしばしば。
梅雨が近づいてきているなとも感じます・・・。
さて、本日は先ほどまでオンライン会議を行っていました。
夜に、離れている場所の方と、自宅で会議を行うことができるのは、
オンラインの本当に便利なところだなぁと思います。
2時間程度の会議で特に熱を持った話題が、
「商標」についてでした。
知的財産権のうち、
特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の4つを
「産業財産権」といい、特許庁が所管しています。
産業財産権制度は、
新しい技術、新しいデザイン、ネーミングやロゴマークなどについて独占権を与え、
模倣防止のために保護し、研究開発へのインセンティブを付与したり、
取引上の信用を維持したりすることによって、
産業の発展を図ることを目的にしています。
これらの権利を取得することによって、
一定期間、新しい技術などを独占的に実施(使用)することができます。
「特許」「商標」というのは聞き覚えがある方は多いと思いますが、
「意匠」「実用新案」というのはあまり馴染みがない言葉ですよね。
一つ一つ、見ていきましょう。
●特許権
自然法則を利用した、新規かつ高度で産業上利用可能な発明を保護
例/通信の高速化、携帯電話の通信方式に関する発明
●商標権
商品・サービスを区別するために使用するマーク(文字、図形など)を保護
例/電話機メーカーが自社製品を他社製品と区別するために製品などに表示するマーク
●意匠権
独創的で美感を有する物品の形状、模様、色彩等のデザインを保護
例/美しく握りやすい曲面が施されたスマートフォンのデザイン
●実用新案権
物品の形状、構造、組合せに関する考案を保護
例/携帯性を向上させたベルトに取付け可能なスマートフォンカバーの形状に関する考案
この中でも本日は「商標」についての話題で盛り上がりました。
話の発端は、「弁理士」という職業の方が山口県に数人しかいない、
というところからでした。
この「弁理士」さんというのも日常で関わることはほとんどなく、
聞き馴染みがない言葉ですよね。
●「弁理士」とは・・・
特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの知的財産権を取得したい方のために、
代理して特許庁への手続きを行うのが弁理士の主な仕事です。
また、知的財産の専門家として、知的財産権の取得についての相談をはじめ、
自社製品を模倣されたときの対策、他社の権利を侵害していないか等の相談まで、
知的財産全般について相談を受けて助言、コンサルティングを行うのも弁理士の仕事です。
さらに、特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの侵害に関する訴訟に、
補佐人として、又は一定要件のもとで弁護士と共同で
訴訟代理人として参加するのも弁理士の仕事です
(日本弁理士会HPより抜粋)
すごい専門性をもった仕事ですよね。
とまぁ、弁理士さんっていう職業はすごいというところから始まり、
知的財産を守ることの重要性について話が広がり、
そういえば、長門市で商標登録しているものはあるのだろうか、
という話に続いていきました。
便利なもので、特許庁のHPから、
商標登録されているものが検索できるんですね。
「Nagato is calling」
「長門ゆずきち」「ながとりめん」などなど、
長門市にとっての財産が登録されていることが確認できます。
大切なことは、「地元を守る」という視点です。
一次産業を大切にするまちであり、
観光を基幹産業としているまちでもある長門市では、
行政、民間問わず新たなアイデアで
商品やサービスを生み出していく可能性が多々あります。
その中で、確実に知的財産という方向からも「地元を守る」という視点を
忘れないことが重要です。
僕も専門家ではありませんが、
そういった方面の話に詳しい方がいますので、
新商品、新サービス、知的財産について悩むことがあれば
ひさながまでご連絡ください!
この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、
下記のアドレスまでお願いいたします。
もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、
日常のお困りごとも大歓迎です!
ひさなが信也
fp.m8l1289@gmail.com
0コメント