青年会議所ってなぁに?①
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
GWも終わり、いよいよ5月15日に開催される
「わんぱく相撲長門場所」の準備があわただしくなっています。
さて、4月20日のブログで
「わんぱく相撲」とはなんぞやという記事を書きましたが、
その中に登場し、深く関わっている「青年会議所」については
ちゃんと触れていませんでしたので、
今日は「青年会議所」とはなんぞやということで記事を書きたいと思います。
●日本青年会議所とは・・・
1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、
責任感と情熱をもった青年有志による
東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、
日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。
共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに
各地に次々と青年会議所が誕生。
1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。
現在、日本全国に青年会議所があり、
「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、
より良い社会づくりをめざし、
ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。
さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして
各国の青年会議所と連携し、
世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。
●青年会議所の特性・・・
青年会議所には、品格ある青年であれば、
個人の意志によって入会できますが、
20歳から40歳までという年齢制限を設けています。
これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し
社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。
会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。
この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、
常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。
会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、
豊富な実践経験を積むことができ、
自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていくことができます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、
OBも含め各界で社会に貢献しています。
たとえば国会議員をはじめ、
知事、市長、地方議員などの人材を輩出、
日本のリーダーとして活躍中です。
●国際青年会議所(JCI)とは・・・
自由な社会と経済発展を実現し、
新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、
1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた
小さな青年活動グループから始まったJC運動は、
その活動が認められ,アメリカの社会的活動を担う
主要な青年団体へと発展していきました。
1944年には
「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、
社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、
地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、
アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、
ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって
国際青年会議所(JCI)が発足。
その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、
JCIの一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。
会員数17万人以上の世界で最も大きな青年団体です。
現役メンバーに加え約250万人以上ものOBがいます。
毎年11月には世界会議が開催され、
世界中のメンバーが一堂に会する重要な国際交流の場となっています。
●日本青年会議所の歴史・・・
「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、
1951年、その記念すべき第1歩を踏み出した日本青年会議所は、
「ひとづくり」「まちづくり」「教育」「国際社会」「環境」など様々な分野において、
青年としての正義感、理想を追求する心、真摯な情熱という価値観のもと
積極的にかかわってきました。
それぞれの時代で人は変わり、手法や表現は異なっても、
創始の「志」は脈々と受け継がれ、
60年を超えていまも現役メンバーの手で年代記は綴られ続けているのです。
僕が所属している「長門青年会議所」の話まで進みませんでした・・・。
しかし、この大きな「日本青年会議所」の流れの中に
「長門青年会議所」が存在しているので、
特性等に大きな変化はありません。
この長く続く歴史の中で、各地に「地方青年会議所」が誕生していき、
長門も誕生してもうすぐ60年が経とうとしています。
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fp.m8l1289@gmail.com
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