長門市清掃工場視察!
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
本日は、総務民生常任委員会で
現地視察として、長門市清掃工場の
主な施設を見学しました。
普段何気なくごみステーションに捨てているごみが
どう処理されているのか、
日常からできることはなんなのか、
考える良いきっかけとなりました。
皆様もごみを捨てる際は分別を行われていることと思います。
分別されているからには、もちろん処理も違います。
今日はごみ処理を行っている主な施設についてご紹介します。
●粗大ごみ処理施設
粗大ごみ処理施設は平成15年から供用開始。
施設では収集、持込された粗大ごみと不燃ごみを手選別処理後、
破砕処理を経て、機械選別処理し、
資源化物、処理後残渣物(可燃、不燃)に分類。
資源化物は、引き取り業者に搬出、
可燃物は「はなもゆ」に搬出、
不燃物は一般廃棄物最終処理場に搬出。
令和3年度の搬入量は不燃物が約464トンで、
前年より約16トン減。
粗大ごみが約492トンで
前年より約52トン減。
●リサイクル施設
リサイクル施設は、平成29年から供用開始。
施設では資源ごみとして収集されたプラスチック製容器包装類、
紙製容器包装類の選別、圧縮、梱包作業を行い、
引き取り業者に搬出。
令和3年度の搬出量はプラスチック製容器包装類が約218トンで、
前年より約6トン減。
紙製容器包装類が約43トンで、
前年より約1トン増。
また、ダンボール、雑誌、新聞、古着類も
引き取り業者に搬出。
俗にいう、プラ容器ですが、
我が家でも分別を行っています。
しかし、注意しなければならないのは、
弁当ガラなど、汚れが付着しているものです。
しっかり洗って、ちゃんと乾かしてからゴミに出す。
これを行わなければ、リサイクル施設での作業が大変となります。
圧縮梱包して業者に引き取っていただくのですが、
これにはランク分けというものが存在しています。
今現在、長門市は市民の皆様、リサイクル施設の方々の努力により、
Aランクとなっているそうです。
このランクが下がる(汚れたままのプラを圧縮梱包する)と、
いずれ、ごみを引き取ってもらえなくなる可能性もあるそうです。
ひとりひとりの日々の心掛けがとても大切です。
しっかり洗う、ちゃんと乾かす。
これを引き続き徹底しましょう!
●長門市リサイクルセンター
リサイクルセンターは、平成13年から供用開始。
施設では資源ごみとして収集されたビン、缶、ペットボトルの選別、
圧縮、梱包作業を行い、引き取り業者に搬出。
令和3年度の搬出量はビン類が約198トン、
前年より約12トン増。
ペットボトルが約59トンで、
前年より約1トン増。
スチール缶が約18トンで
前年より約2トン減。
アルミ缶が約38トンで
前年より約2トン減。
ビン、ペットボトル、缶類にしては、
当然のことですが家庭ごみとしてだすときは
ちゃんとすすいで、乾かしてから出しましょう!
●一般廃棄物処理場
一般廃棄物処理場は平成17年より供用開始。
当初計画では令和元年度末で埋め立て可能容量が満了の予定でしたが、
実状として、令和元年度末時点で、埋め立て可能容量が
半分以上あることから、
地元の方の了承を得てさらに10年間計画を延長し、
令和2年度以降も継続し搬入することとしている。
当面は一般廃棄物最終処理場として維持できると考えられています。
また、毎月の水質検査、年一回のダイオキシンの検査を行い、
適正な維持管理に努められています。
以上、主な施設として4施設をご紹介しました。
各施設の維持管理については市で行っていますが、
機械の修繕等についても故障個所の早期発見、
対応ができるよう常に連絡確認を行われています。
これらの施設がストップすると、
市内のごみ処理がストップします。
供用開始年をみても、故障による修繕が必要な部分があるのは
理解できます。
また、発注して翌日には修繕完了というものでもありません。
市民の皆様の生活を守るための修繕費に関しては
積極的に予算を措置する必要があると思います。
午後からは、「はなもゆ」に行きました。
続きは明日!
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もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、
日常のお困りごとも大歓迎です!
ひさなが信也
fp.m8l1289@gmail.com
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