他己紹介
こんにちは、長門市議会議員のひさなが信也です。
「他己紹介」という言葉を聞いたことはございますか?
4月15日(金曜日)
長門市物産観光センター2階会議室において、
「一般社団法人萩青年会議所 4月度例会」
「一般社団法人長門青年会議所 第701回例会」
が合同で開催されました。
※青年会議所とは・・・
「JC」と呼ばれることが多く、
20歳から40歳まで青年経済人によって
『奉仕』『修練』『友情』という三信条のもと、
『明るい豊かな社会』の実現を目指す青年団体とされています。
また、世界各地に青年会議所は存在しています。
僕はこの青年会議所に入会していて、
気づけば今年で7年目という中堅会員になっていました。
(時が経つのは早い)
青年会議所では、毎月「例会」という
定例会を開き、その中では
会員の資質向上を目的とし、
講演を聞いたり、ディスカッションをしたりしています。
今回の例会では、
そのテーマが「他己紹介」というものでした。
正直に言うと、僕はこの「他己紹介」
というものを、今回の例会まで
聞いたことがありませんでした・・・。
「他己紹介」とは、字のごとく
特定の他人のことを大勢の人に向けて紹介することです。
自分のことを人に紹介する自己紹介とは対の言葉として、
会社の研修などで実施されています。
自分以外の相手を第三者に伝えることは、
情報収集能力や伝達力などビジネスシーンでも大切なスキルが必要です。
当日は、他己紹介をするにあたり、
いくつかの段階に分けられました。
まずはグループ分け。
あまり多くの人数では情報収集に時間もかかってしまいます。
限られた時間の中で最大限の効果を出すために、
3人1組でグループ分けがされました。
次に、自己紹介と質問タイム。
3人1組なので、もちろん僕もグループ内の
誰かに紹介してもらうことになるので、
自己開示も必要です。
自己紹介では名前や出身、
年齢や、家族構成、趣味などをまずざっと話します。
そのあと、グループ内で質問をしあって、
内容を深めていきます。
他己紹介のための質問例としては、
・得意なこと、苦手なこと
・好きなスポーツ
・目標にしている人
・学生時代の思い出
などなど、本当に様々です。
この質問タイムで僕が大切だと感じたのは、
「理由」です。
「なぜ、○○が得意なのか」
「なぜ、○○さんを目標にしているのか」
などです。
他己紹介をする際のポイントとして、
「ストーリー性を意識して、
相手の魅力が伝わるような内容を盛り込む」
ことが有効だとされています。
「彼は、○○さんを尊敬しています」
と、
「彼は、○○さんを尊敬しています。なぜなら~」
とでは、話の厚みがちがい、
後者のほうがより記憶に残ります。
こういった伝え方は、非常に勉強になりました。
市外の友人から観光地や、食事をするところを聞かれることがよくありますが、
その時でも、ストーリーを交えてその場所を紹介できれば
「行ってみたい」ともっと思ってもらえるかもしれません。
話を他己紹介に戻しますが、
他己紹介をするための情報をしっかり得ることが出来たら、
あとは構成です。
起承転結を意識して、聞き手が内容をちゃんと理解できるように整え、
聞き取りやすい声量、スピードで話すだけです。
話すだけ、とはいいつつ、
これもかなり難しい・・・。
特に、人前であればあるほど、
「話す」ことに夢中になって、
聞き手への意識が薄れます。
僕自身、そういう傾向が非常に強いので、
これはいつも意識しているつもりです。
それでも早口になってしまいます。
理想としては、NHKのアナウンサーが
ニュースを読むスピードが一つの指標とされています。
議会での一般質問でも、本会議質疑でも
このスピードを意識して
皆様が聞きやすいものにできるよう努めます。
さて、こんな流れで他己紹介を
体験することができたのですが、
大切なのはこの他己紹介から得た「学び」を
どう活かしていくかだと思います。
青年会議所では毎月1回、
普段の自分の生活では体験できない事や、
触れることのない経験をすることができる例会が開催されます。
今後も積極的に参加して、
議員活動の資質向上につなげていこうと思います。
この記事に関してご意見・ご質問がありましたら、
下記のアドレスまでお願いいたします。
もちろん、記事の内容に関わらず市政全般のことや、
日常のお困りごとも大歓迎です!
ひさなが信也
fp.m8l1289@gmail.com
0コメント